【宮崎の郷土玩具】うずら車について

宮崎

 

宮崎のうずら車は2種類。
宮崎市佐土原町の久峰うずら車と東諸県郡国富町の法華嶽(ほだけ)うずら車。
左のでぶっちょが法華嶽、右の2匹が久峰。
久峰は夫婦。
法華嶽が穴を開けて直接車の軸を通すのに対し、久峰は細い輪切りにした竹の中に車の軸を通す。
模様も久峰のほうが手が混んでいる。

法華嶽うずら車は男性的で、久峰うずら車は女性的だと言われる。

どちらも素材はタラノキ。
タラノキで製作されているかどうかは、丸い心ができるからわかるらしい。
今製作されているのは写真のうずら車だけど、以前は作る人もいっぱいいて、もっとバライエティにとんでいたのだろう。
法華嶽は200年くらい前、郷土玩具界のキングになったことがあるらしい。
今や後継者が危ぶまれるうずら車、海外輸出されるほどの人気があった時代もあったのだ。

 

今回うずら車に興味を持って、買えるところを探している時に気づいたことがある。
自分の持ってるうずら車をSNSにアップしている画像の中に、法華嶽と久峰をつがいとしているものがいくつかあるのだ。
それが何なのか非常に気になったので調べてみた。

日向夫婦うずら車

久峰と法華嶽をよりウケるようにデザインし、つがいとして売り出したらしい。
こちらは国富町や佐土原町以外の色々なところでも作られていたようだ。
宮崎全体を日向ということもあるから、久峰うずら車のこと、または久峰も法華嶽も一緒くたにして日向うずら車という人もいて、それで混乱して調べるのにちょっと手こずった。

宮崎のうずら車の全部が全部つがいなのではないのです。
久峰うずら車は、久峰同志ののつがい。
日向夫婦うずら車は、久峰デザインと法華嶽デザインのつがい。
法華嶽うずら車は、ひとりもん。

じゃぁ、なんだ、日向夫婦うずら車は土産用にたくさん作られたばったもんか、と思われるかもしれないけど、現在は製作されていないので新品の入手は難しい。
これはこれで、すごく欲しい。
とはいえ、本来のうずら車とははっきり区別してほしいという気もちょっとする。

今、一番欲しい郷土玩具は、太宰府のうそ。
あのくるくる、たまらん。

宮崎
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