【宮崎の郷土菓子】鯨ようかんと佐土原城

お菓子_宮崎

 

宮崎市佐土原町の名物、鯨ようかん。
米の粉を練ったものをあんこで挟んで蒸したもの。
販売範囲は狭く、賞味期限当日の、なかなか県外に出ることのない銘菓。
結構、これ、和菓子系本や雑誌で宮崎代表になっているのを見かける。

江戸時代、薩摩藩支藩の佐土原藩の藩主・島津忠孝が若くして亡くなる。その子、惟久は2歳。母は、息子が鯨のように強くたくましく育って欲しいと願い、鯨に似せた菓子を作らせたのが始まりという。惟久は後にりっぱな藩主になった。

鯨ようかんの店は3店あり、これらは佐土原城のお膝元に集中している。

掲載されるのは老舗の専門店、坂本商店が多い。
販売しているのはこの店でのみ。
1日30本しか作らず、午前中に売り切れてしまうことも多い。
ただし、冷凍したものの発送はしている。
予約可。

長峰と安田屋は、道の駅や直販所、土産物店などでも売っている。
長峰は切る前の長いバージョンもある。
安田屋はお米屋さん。

有名なのはこの3店だけど、佐土原町内の和菓子屋さんでも鯨ようかんを製造・販売しているところが数店ある。

そうしょっちゅう食べる物ではないけど、うちはず〜っと坂本一筋。
もっちりやわらかめ、米の甘みが口の中にほんわり広がる餅に、形を保つぎりぎりの柔らかさと絶妙の塩加減の餡。
ただ最近安定しないので、作る人が変わったかも。

もしわざわざ坂本商店まで買いに行くのなら、ぜひとも近くの佐土原城跡にまで足を伸ばしてほしい。
これから食べるお菓子の歴史の舞台に足を踏み入れるのもまた一興。

佐土原城は、田島氏、伊東氏ときて、江戸時代には島津氏が入る。
1870年引越のため取り壊される。
建物の資料が残っていないため、発掘された土台と同じ時代に建てられた京都の二条城を参考に復元。
そこが宮崎市佐土原歴史資料館となっている。
土日祝日のみオープンで、入場無料。
入口では佐土原人形の顔ハメパネルがお出迎え。

普段はここで生活していたらしい。
展示室は撮影禁止だけど、入ってすぐの大広間はオッケー。
しかも殿様席で写真が撮れる!

すっげー気になるものを見つけたのだけど。

展示物にしては軽そうな兜と鎧、その横に姿見が。
もしや、スタッフに声をかけたら試着させてもらえるのでは。
鎧兜を身にまとい、殿様席で「出陣じゃぁ〜!」とか言って殿様ごっこしてるとこ写真に撮れるのでは。
なんと!
入場無料なのに。

島津の家紋、丸に十の字がタイムリーね。

佐土原城は、日本100名城に続く、続日本100名城に選定されている。
裏山をのぼると天守跡や本丸跡がある。

せっかく登ってみてもあるのは跡、だけだった。
だけど、登り道がなんかかっこいい。
なんか攻略しにくそう。
城、まったく興味ないから「なんか」になっちゃうけど。

 

 

城より団子。

 

 

道を挟んで向かいにある城の駅・いろは館には直売所や飲食スペースがある。
安田屋と長峰の鯨ようかんも売ってるよ。

 

お菓子_宮崎
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