【大分】中津市のお菓子

ご当地お菓子・パン

地域に根付いたお菓子に興味を持つまで、完全ノーマーク、存在すらしらなかった大分県中津市。
実は興味ひかれるお菓子の宝庫でした。

中津市は城下町。
シュガーロード沿いでも老舗菓子屋が多い佐賀市も城下町。
小城羊羹が乱立する小城も城下町。
東西百菓之図のお菓子探しが楽しい平戸市も城下町。
城下町で菓子屋が栄えていたことが伺えて楽しいですね。

中津でのランチはもちろん唐揚げをいただきました。

殿畑双葉堂 ビスマン・けんちん

お店の創業は、1889年(明治22年)。
お土産でおなじみの「ビスマン」、発売開始は明治30年。
ビスケット饅頭、名前そのまま、ソフトなビスケットの生地に白餡。
レトロかわいい焼き菓子です。

お茶でも飲んでいってとかけられた声に甘えて、店内で朝食をとらせてもらうことに。
その場で食べる分はお皿にのせてくれたうえに、お会計している間にコーヒーもいれてくれて。
お店に入った時も、みんな大きな声で「おはようございます!」って。
もう好感度ぐんぐん上がちゃってお店のファンになってしまいました。

「石垣餅(あんなし)」「かんころ餅」
イモ系餅LOVE♥

そして、もう一つのお目当ては、

「けんちん」

中津に200年前から伝わる郷土菓子。
きくらげ、栗、豆等を葛に入れて蒸したもの。
和菓子にキクラゲ??と興味しんしん。
不思議なお菓子、慣れない味というか食感への戸惑いを感じながら食べました。

 

栗山堂 外郎饅頭

こちらは創業300年、先祖は黒田官兵衛の筆頭家老、栗山善助。
外郎饅頭は、ほんのり生姜味で可愛らしい菊花型のういろう。

 

渓月堂 巻柿

1949年創業、戦後お菓子が世の中に行き渡らない頃、「巻柿」を作り始める。
「巻柿」は江戸時代から続く中津の名物。

くるくる巻かれたわらをほどくと出てくる柿。
スライスするとバラの花のようできれい。
なつかしい干し柿、なつかしい甘さ。
普通の干し柿は小さい頃食べたことあったけど、巻いたのは始めてです。
濃密で味が濃い。

「豊の菓柿(とよのかし)」
干し柿に練り込んだ柚子の香り。
紅茶にも合いそうです。

 

桃屋・甚兵衛 びったれ餅

1967年創業。
ここの代表作は「びったれ餅」。
じっくりじっくり時間をかけて練り上げた求肥にきな粉をまぶしたお菓子。
郷土菓子なのかと思っていたけど、50年くらい前にこの店が作り始めたお菓子のようです。

せっかくなので看板になってる「生麩まんじゅう」も。

ほんわりもっちりやわらかい。
そして、よもぎ、のーこー。

丸ぼうろ

佐賀の影に隠れてしまって、あまり知られてないようだけれど、丸ぼうろは中津の名物でもあります。
丸ぼうろを置いてる和菓子屋さんは多く、土産物コーナーには数店の丸ぼうろが並びます。

江戸時代後期、中津藩主がカステラを食べたらあまりにも美味しかったので、作るように命じ、試行錯誤でできたのがこれら丸ぼうろといわれています。
佐賀の丸ぼうろのちょっと後くらいかな。

左から
菓子処 徳永    大貞ぼうろ 2枚入り  130円
武蔵屋総本店  丸ぼうろ  2枚入り  125円
菓子舗 丸円堂   丸円ぼうろ 1枚入り   90円

100円超えて、あら中津の丸ぼうろはちょっとお高め?と思ったら、2枚入っていました。
これは1枚1枚はいで食べるのかしら、2枚重ねてかしら、と思ったけど、きっとどっちでもいいに違いない。

丸円ぼうろはしっとりやわらかめ、武蔵屋の丸ぼうろは固めで端のほうがサクッ、大貞ぼうろはその中間。
それぞれ自分の好みを見つけるのも楽しいです。

道の駅なんかで簡単に手に入るのだけど、敢えてのお店巡り。
お菓子を食べるのと同じくらい、お店を見るのが楽しいのです。


菓子処 徳永

 


武蔵屋総本店

 

菓子舗 丸円堂