【鹿児島】郷土菓子大全

ご当地お菓子・パン

鹿児島は郷土菓子が多いです。
日常的にスーパーで目にする郷土菓子の数は、私がこれまでいったことのある土地の中で一番多いと思います。

私の住む宮崎と共通の郷土菓子も多いですが、鹿児島独自のものもすごく多いです。
広まる郷土菓子と広まらない郷土菓子の相違点・共通点みたいなものはなんなのでしょう。

あくまき、いこもち、高麗菓子、ねりくり・ねったぼ、ふくれは、宮崎と共通の郷土菓子です。
購入したお店が宮崎だったので、そちらに掲載しています。

 

両棒餅(ぢゃんぼもち)

武士の刀2本差しをマネて串が2本さしてあるから両棒餅。
一口サイズのお餅を少し焦げ目がつくくらい焼いて、タレをかけて食べる。

中川家(鹿児島市)

その日搗いたお餅はすっごく柔らかくて、ほんのりついた焦げ目が香ばしい。
そして、タレが甘すぎず、たっぷり付けてパクパクいける。
さっぱりとした甘さ。
お味噌が決め手らしい。
これは、リピ決定です。

 

仙厳園(鹿児島市)

 

春駒

春駒は、鹿児島の郷土菓子。
あん、米など、砂糖を練り上げて混ぜて蒸したもの。
1820年に島津藩武士が作った携行食。
うまんまら(馬のイチモツ)と呼ばれていたけど、偉い人に献上するときにこれじゃぁ・・・ということで春駒に改名したそうです。

富久屋(鹿屋市本町4-13)

ねっちりとしていて弾力がある。
素朴な甘さ。

 

かるかん

鹿児島の代表郷土菓子じゃないでしょうか。
かるかん粉、自然薯(山芋)、砂糖、水を混ぜて蒸したもの。
1700年頃に薩摩藩で誕生したと言われます。
島津斉彬が江戸から明石出身の職人を連れてきて作らせたとう説もあるそうです。
まるい饅頭型やあんこの入ったものも多いです。

富久屋(鹿屋市)でみつけたかるかんの端切れ。
私はあまりかるかんの食感が好きじゃなくて、普段食べないのだけど、これは美味しかった。
しっとりしていて、甘すぎず上品。
もしかして、かるかんのできたてのホカホカって実はかなり美味しいんじゃないかしら。

 

げたんは

げたんはは鹿児島の郷土菓子。
小麦粉、卵、黒砂糖を使った生地を焼き、黒砂糖の蜜に漬け込む。
黒棒に似ています。
形が下駄の歯に似ているからげたんは。
鹿児島ではスーパーなどでもよく見かけます。

黒砂糖まみれのその姿は、すっごく甘そうなのだけど、意外にそうでもない。
ところどころ黒砂糖がたっぷりの部分がしゃりしゃりしてるのがいい。

 

けせん団子

けせん団子は鹿児島の郷土菓子。
小豆の団子をけせん(ニッキ)の葉ではさむ。
鹿児島に行くと、スーパーでもよく見かける。

 

富久屋(鹿屋市)

富久屋のけせん団子は、よもぎと黒糖入り。
天然山芋や天然温泉水もはいったこだわりの団子。
甘さ控えめのやわらかくもっちりとした団子に、ニッキの独特の香りがついて、それがとてもいいのです。

 

芋団子

道の駅錦江にしきの里(錦江町)

 

よもぎ団子

道の駅錦江にしきの里(錦江町)

丸くて中に餡が入っているよもぎだんごはよく見るけど、棹物で餡なしなのは初めて見まし。
とても甘かった。

 

ナダ菓子

道の駅錦江にしきの里(錦江町)

何これ、と思ったらお店の人に聞くべきということを学んだ。
ネットで調べても情報がない。
何これ。
はったい粉(麦を炒った粉)を使っているというのが手がかりか。

もっちりでもなくふっくらでもなくて、黒棒の中の柔らかい部分みたいな感じかなぁ。
黒棒もしばらく食べてないから自信ない。

なんなんだ、ナダ菓子って!!!

 

しんこ団子・ちんこ団子(薩摩川内)

しんこ団子は、日置市にある深固院(しんこいん)が発祥。
薩摩仙台市の名物。
なまってちんこ団子とも言われているらしい。

もち米粉でつくった団子に砂糖醤油をつけて焼いたもの。

おにつか

しょうゆ味。
10分ほど待って出来たてを頂きました。

 

農産物直売所宮之城ちくりん館(薩摩郡さつま町)

甘じょっぱかった。

 

むっかん (薩摩川内)

むっかんは、家庭で作られていたという薩摩川内市の名物菓子。

道の駅樋脇(薩摩川内市)

卵の入ったふくれみたいなものかな、と思って食べてみました。
味はカステラ。
カステラより身がつまって素朴な感じでした。

 

伊集院饅頭(日置市)

伊集院の名物、伊集院饅頭。
島津家の家紋(丸に十の字)をかたどっているけど、旧国鉄開通に伴い販売された大正時代からのお菓子。
米粉、砂糖、熱湯を合わせた皮で白あんを包む。

 

赤まき(長島)

天草名物の赤まきは、ここ長島でも名物。
とっても近いですもんね。
スポンジ生地とで餡をまいて、さらに赤い求肥をまいた和洋菓子。

朴訥な風貌の郷土菓子の中でインスタ映えすらしそうなピンク色は異彩をはなつ。
ねっとりとした餡に、ふわふわのスポンジ、もっちりとした求肥の食感がたまりません。
こし餡もあったけど、芋餡をチョイス。

 

 

ぬくり餅(南九州市川辺町)

井料もち屋

道の駅川辺やすらぎの郷(南九州市)で購入。

やわらかーいのびーるお餅が餡子まみれ。
汁気のないぜんざいみたい。

南九州市川辺町辺りではお盆の時期によく食べられるそう。

 

 

 

加治木饅頭(姶良市加治木町)

加治木饅頭は、姶良市加治木町で江戸時代中期からつくられている餡入り酒饅頭です。

1478年、薩摩では桂庵玄樹が中国留学から帰った際、饅頭作りを伝えたという説があり。
たくさんの留学生が中国から饅頭の作り方を持って帰っているだろうから、全国各地に発祥説があってもおかしくない。
1606年、島津のお殿さんが加治木に引越す際、建築工事のお茶請けに出されたのが加治木饅頭の始まりとされています。

新道屋